安養寺歯科医院
富山県富山市安養寺529
TEL:076-428-8241
FAX:076-428-2010
下熊野(南)・安養寺(東)交差点の近くです。
虫歯・歯周病
虫歯治療
虫歯は細菌による歯質の感染症です。大きな感染の場合、感染部分を取り除いて代替の人工物で修復する必要があります。修復部分の大きさや、部位により治療方法の選択肢がいくつかに分かれます。
当院では、詰め物やかぶせ物の適合にこだわる等、「長持ちする治療」に努力していきます。不必要に歯を削らないことはもちろん、また麻酔注射前の痛みを和らげるために、ジェル状の表面麻酔や、痛みの少ない電動注射器を使用するなど、丁寧な治療をこころがけています。
C0 歯の表面が溶けて白濁して透明感を失った状態。
ブラッシング指導と再石灰化を促し自然治癒を目指します。
歯は削らずに、フッ素塗付を行い強い歯質を作ります。
C1 表面のエナメル質が溶け虫歯が始まった状態。
C0と同様、ブラッシング指導と再石灰化を促進し自然治癒を目指します。エナメル質には神経がないため、痛みはありません。
正しいホームケアを行い、虫歯の進行を抑えられれば削らずに済みます。
C2 虫歯が象牙質まで達した状態。
象牙質はエナメル質より柔らかいため虫歯の進行が早く、徐々に痛みや冷たい物がしみるなどの自覚症状が出てきます。
虫歯に侵された象牙質を除去し詰め物をします。
C3 虫歯が歯髄にまで進行し大きな穴が開いた状態。
炎症を起こしズキズキと激しい痛みがあります。虫歯が歯髄まで進行すると歯髄は死んでしまうため、虫歯に侵された歯髄と象牙質を除去し、根管内を除菌・清掃(根管治療)します。
きちんと除菌して密封することで、歯を残せる可能性はあります。
C4 歯冠部(歯の頭の部分)が溶けて、歯根だけが残った状態です。
歯髄は死んでしまっているため痛みは感じません。場合によっては、歯根の先に袋状に膿がたまり出し、歯を残すことも困難になります。
歯を残せる場合は根管治療を行い、被せ物で修復しますが、残せない場合には、ブリッジや入れ歯、インプラントによる治療を行います。
残念ながら歯牙を失ってしまった場合に、その機能を回復する必要があります。喪失の原因、部位、本数、時間経過などの要因により、治療方法の選択肢がいくつかに分かれます。
歯周病治療
歯槽膿漏は、30代後半から歯を失うトップの原因となっています。その理由は、自覚症状がなく進行することで、気がついた時には歯周病になっていることが多いのです。痛みがなくても定期検診を受診されるのが大事になります。
感染を取り除く加療の一方で、再感染の防止のために、生活習慣の改善を行う必要があります。歯周病はそのステージにより治療方法が変わってきます。